釣った魚を運ぶのに必要なクーラーですが、荷物になったり保管スペースを占領したりします。持ち運びに便利なソフトクーラーバッグは、柔らかい素材のものが多く、折りたたんで持ち運べるので、小型・中型の魚を狙うアングラーにはとても便利なアイテムです。
ソフトクーラーバッグは釣り以外のレジャーにも使えるので、持っていて損はありません！今回は、釣りにおすすめのソフトクーラーバッグを紹介し、その選び方について解説します。
ソフトクーラーボックスの選び方
釣り用のソフトクーラーボックスは、釣りたい魚の大きさ（容量）に対応したものを選びましょう。夏場は保冷剤が多く必要になるため、少し大きめのサイズを選ぶ必要があります。
また、初めて釣りをする方でどのようなサイズを選んでよいかわからない場合は、オールラウンドに使える20～25リットルのソフトクーラーボックスを選ぶことをおすすめ。
20～25リットルのボックスなら中型魚にも対応でき、普段の買い物やバーベキューにも使うことができ汎用性があるため使いやすいでしょう。
保冷力でソフトクーラーボックスを選ぶ
ソフトクーラーはハードタイプに比べるとどうしても保冷力が劣ることが多いですが、1日釣りをするのに十分な保冷力を持つモデルが近年増えてきました。
ただ、夏場は気温が30℃前後になることもありますので、目安の保冷時間の半分が実際の保冷時間であると考えて選ぶようにしましょう。
また、上蓋に冷気が逃げないように小窓が付いていたり、内容物の量に応じてフリースペースが調整できる区切ることができるなど実用的な機能が付いていると、さらに保冷時間を延ばすことができます。
釣具メーカーのソフトクーラーは比較的保冷力が高いですがキャンプメーカーのものでも保冷力が高ければ十分釣りに使用することができますので選択肢に入れておきましょう。
ソフトクーラーボックスの機能性
ソフトクーラーの持ちやすさは、少しでも気軽に釣りを楽しみたい方にとって重要なポイントです。
肩ひもにショルダーパッドは付いているか（肩への負担を軽減するため）
持ち手付きやキャリーに固定できるか（さまざまな方法で持ち運べるかどうか）
コンパクトに折りたたんで収納することはできるか
ソフトクーラーボックスのタイプより異なるので選ぶ際は注目をして選んでみましょう。
耐久性やメンテンナンス性も重要！
釣り用のソフトクーラーは、耐久性、防水性に優れていることが大切です。
底面がゴム足で補強されていれば、岩場や荒れた路面でも問題なく置くことができます。
また、魚やエサの臭いがつきやすいので、内側が取り外して洗えるものだととても便利です。
釣り用ソフトクーラーボックスのおすすめ
ダイワ ソフトクール
8リットル・15リットル・26リットル・45リットルの4サイズで販売されているダイワのソフトクーラー。地熱をカットするため、底は20mm、側面は10mmの断熱材を使用。
蓋部分にも保冷剤を入れるポケットが付いている為、上下からしっかりと冷やすことが可能。
内部は取り外し可能なPVCインナー装備でお手入れがしやすいのも嬉しい所です。
もち運びに便利はパッド付肩掛けベルトも付いている本格的なソフトクーラーです。
【ダイワ】F クールバッグ
サイズは12リットル・20リットル・28リットル・38リットルの4種類から選択可能。
雨や水しぶきに強いかぶせ蓋構造で、塩ガミしにくい高番手ファスナーを使用。
また外側にはスリットポケットが付いている為小物などを収納するのにとても便利です。
内部のは防水シートとクッション材を使用していて簡易クーラーとしても使用可能です。
クーラーとしても荷物入れとしても使えるソフトクーラーです。
【コールマン】エクストリームアイスクーラー
アウトドアブランドコールマンのソフトクーラーは15リットル・25リットル・35リットルの3種類より販売。
手提げ、肩掛け、キャリーバッグの3通りの使い方ができるだけでなく、インナーも取り外し可能なので、実用的で安価なモデルとなっています。
また、蓋の上部に小窓のスリットを設け、冷気を外に逃がさないようにしたのもプラスポイントです。
サーモス ソフトクーラー
サーモスのソフトクーラー、5リットル・15リットル・20リットルの3種類で販売されています。
5層アイソテック断熱構造で高い保冷力を発揮し、保冷力はハードクーラーに引けを取りません。
また、撥水加工生地を使用している為汚れをふき取りやすく頑丈にできているのも良いポイントです。また、折りたたむと非常に薄くなるので、携帯用としても十分なモデルです。
ロゴス ハイパー氷点下クーラー
サイズはM（12リットル）・L（20リットル）・XL（40リットル）の3種類で販売されているロゴスのソフトクーラー。ハードクーラーよりも保冷力に優れているのが特徴で、メーカー専用保冷剤を合わせて使用すると最大11時間アイスクリームをキープするできます。
まさにポータブル冷凍庫と呼べるこのクーラーの性能は、ソフトクーラー最強と言っても過言ではありません。
コンパクトに折りたたむことも可能ですのでインナーカバーも取り外して洗浄することができる、おすすめのソフトクーラーです。
アブガルシア アブ ソフトクーラー25L
スタイリッシュなデザインと優れた機能性を兼ね備えたソフトクーラーバッグ。
厚手の断熱材を使用した4層断熱構造で、高い保冷・保温性を発揮します。
釣り場やアウトドアでの保冷力に加え、帰宅後のお手入れもラクラクです。
ソフトクーラーバッグ ダッフルトートバッグ
アブ・ガルシアより発売されているソフトクーラーバッグ。
合計4層からなる断熱構造により、外気温が変化しても内容物の温度は一定に保つことが可能。また、厚い断熱材は冷却能力が高く、一度冷やせば長時間温度を維持することができます。
サイドのバックルを留めることで、トートバッグからスクエア型のダッフルバッグに形状を変えることができます。車やボートの積載する際に柔軟にバッグの形状を変えることができ、スペースを有効に活用できます。
17リットル容量も丁度よく中型の魚まで入れられるというのも魅力です。
防水素材を使用しているので、濡れることの多い状況でも安心して使用することができるソフトクーラーです。
ソフトクーラーボックスの保温効果をアップさせるカスタム
ソフトクーラーの利便性はわかっていても、どうしても保冷力が気になるという方は多いのではないでしょうか。
少しでも保冷力を高めることができれば…。とお悩みの方に、少し手間はかかりますが、コツをご紹介します。
保冷力を高めることができれば、ソフトクーラーの使用頻度も上がるのではないでしょうか。
アルミシートを内側に追加する
ソフトクーラーボックスの内部は、すでにアルミシートで覆われておりますが、その上にさらにアルミシートを覆うカスタムを行います。シートを貼る際に、シートの間にスポンジや断熱性のあるシートを挟むことで、外部からの熱伝導を抑え、冷却性能をさらに向上させることができます。
発砲スチロールを入れる
ソフトクーラーの中に発砲スチロールをすっぽりと入れてしまう荒業も保冷効果を高めることができます。
容量は小さくなりますが、外からの熱の放出が少なくなり、冷たさを維持することができ、外部からの衝撃から内容物を保護する効果もあります。
ソフトクーラーボックスについてまとめ
魚を新鮮なまま持ち帰るために、クールボックスはとても便利な道具です。
ソフトクーラーは、使わないときはかさばらずに収納でき、軽いので持ち運びにも便利です。
この機会にお気に入りのソフトクーラーを手に入れて、魚釣りを楽しんでみてはいかがでしょうか。