これからタチウオテンヤ釣りを始めるにあたって沢山ある船釣り用のリールからどのリールを選べばよいか。
今回はタチウオテンヤ釣りに適した船釣りリールの選び方を紹介したいと思います。
目次
糸巻き量からリールを選ぶ
タチウオ釣りに使われるリールの糸は[PEライン]が使用されることがほとんどです。
このPEラインをリールに何メートル巻く事が出来るかがリールを選ぶポイントのひとつです。
タチウオ釣りに出かける場合乗合船に乗ることがほとんどではないでしょうか?
その場合、PEラインの号数指定がある場合があります。
号数は数字が小さいほど糸が細くなり、大きくなること糸が太くなります。
一般的な号数指定は3号となり水深は100mまでの場所で釣りをすることが多くなります。
PEラインはタチウオの歯で切られてしまいロストしてしまう事もありますので、最低でも3号200mを基準に考えてください。
糸巻量や号数についてはリールのパッケージに必ず記載されています。
例えばですが1号を200mしか巻けないリールには3号を200m巻くことはできませんし、2号を200mしか巻けないリールに3号を300m巻くことはできません。
反対に3号300m巻く事が出来るリールは1号・2号の糸を300m巻くことは出来ます。
但し、スプールがガバガバになるので下糸を巻く必要はありますが大は小を兼ねる事が出来るということです!
カウンター付リールを選ぶ
釣りをするにあたって重要なのが今、魚が水深何メートル付近にいるかを把握するということが重要になります。
魚がいる水深に仕掛けを落す事が出来れば釣果を上げる可能性がグッと上がります。
その為、今仕掛けが何メートル付近にあるかを把握するためにカウンターが付いていると一目見ただけで今何メートル糸が出ているのかを把握する事が出来ます。
カウンターが無くても水深をなんとなく把握する方法もあり、10m刻みに色が変わるPEラインを使用する事です。
仕掛けを落としているときにPEラインの色を数えれば何メートル糸が出ているか把握することもできますし、巻き上げるときに色を数えれば良いだけです。
しかし何時間も何度も仕掛けを上げ下げしていると頭も体も使えれてしまうのでやはりカウンターはあった方が釣りがしやすくなります。
リールは左巻きか?右巻きか?
リールには機種により左巻き(左手で巻く)、右巻き(右手で巻く)があり、どちらが良いかは基本的には自分の利き手で選ぶのが良いでしょう。
その為、一般的には右巻きが主流となります。
わたしは、右利きですが、左巻きを使用しています。
理由はいくつかありますので興味があれば参考にしてください。
バス釣り経験者
バス釣りは利き手でキャストをします。
糸を巻き上げるときに右巻だといったん反対の手にリールを持ちかえてから巻の動作を開始します。
しかし、左巻きだと右手でロッドを持ちキャストした後にすぐに巻の動作に入れます。
そういった理由でベイトリールの左巻を選択します。
中古流通が多い
オークションやフリマアプリでベイトリールを購入しようとすると何故か左巻の方が流通していることが多いです。
また、値段が右巻きと比較すると安くなっているため、中古購入する際は左巻が狙い目です。
筋力の問題
昔やっていたスポーツの影響により右腕の方が左腕筋力があります。
でも一般的な筋力で言うとたぶん平均以下です…。
その為、長時間ロッドを持ったり、大きな魚をポンピングするときに多少の筋力が必要なのですが右手でずっと持っていた方がはるかに楽なので、
左巻のリールを使用しています。
但し、慣れていない方が左巻きのリールを使うとうまく巻けずに釣りを楽しむことができなくなるので、釣り初心者の方は絶対的に右巻きリールからはじめることをお勧めします。
タチウオテンヤに使えるおすすめリール
バルケッタSC 800
豊富な糸巻量を持ち太陽電池を採用した電池交換不応のソーラーセルカウンター付。これから船釣りをはじめたい方におすすめの1台
SPARTAN IC200H
3号のPEラインを200m巻くことができるためあらゆるライトデームに対応できるハイパフォーマンスモデル。
自重 230g
糸巻量 2号-320m,3号-200m
最大巻上長 70cm
タナセンサー300
カウンター付手巻きリールの決定版!数多くの番手が販売されており300番手の棚センサーがあればタチウオ釣りのみにならず中型青物まで対応可能。
プレイズ600
shimanoのはじめての電動リールを買うならプレイズ600!タチウオからコマセまであらゆる船釣りで使用可能!
フォースマスター600
タッチドライブ搭載で親指一つで操作が可能!シマノ電動リールの最高峰のムテキモーター+を搭載し強力な巻上を実現!
自重 495g
糸巻量 2号-300m,3号-200m
最大巻上長 53cm
レオブリッツ200J
親指でJOGダイヤルを動かすだけで巻上の速度が調整可能、片手で簡単操作でパワーも申し分無いレオブリッツ。入門用にオススメ!
シーボーグ200J
電動リールのフラッグシップモデル。最上位機種のためこれさえ買っておけば後から困ることはなし!お金に余裕がある方は迷わずシーボーグ!船で使ってるだけで周りから注目されます!
自重 475g
糸巻量 2号-300m,3号-200m
タチウオ釣りを楽しもう!
最後にもう一度タチウオ釣りにおけるリール選びのポイントをまとめておきます。
ポイント ・糸巻き量からリールを選ぶ ・カウンター付のリールを選ぶ ・右巻きのリールを選ぶ釣りは基本的に良いリールを買ったからたくさん釣れるというわけではありません。
どのリールを選んだとしても釣りを楽しむことは可能です。
しかし、安価なものから高価なものまでありどれを選べば良いか迷うことも多いと思います。
釣りと言う趣味は本当にお金がかかります道具以外にも船代や仕掛け代、エサ代や交通費もかかります。
その為、道具選びは予算を決めて予算内で自分にあったものを選ぶことが大事です。
是非、自分にあったお気に入りのリールを見つけ釣りを楽しんでください!